第7期 事業計画
統合チーム医療によるヘルスシステムのあり方、 介護、福祉の領域が最適にマッチングしたまちづくりのコアとは何かを研究する
「何がもっとも患者のためになるか」をキーワードとして医学系クリニック、歯学系クリニック、老人保健施設、訪問介護・看護ステーション、在 宅支援診療所、保育園を含むこども園、患者のためのレストラン、東洋医学研究所、鍼灸、マサージ等々地域特性を考慮したコンプレックスを有機的にマッチングさせる
・統合医療(CAM)とは
近代西洋医学のみならず、漢方や鍼灸、按摩などの伝統医学、更には、マッサージ、カイロプラクティック、或いはアーユルヴェーダやヨーガなどの相補・代替医療 を利用し、これまでの「治療」中心の医療から、「予防」中心の医療へと転換を図ることによって、患者中心の医療を実現することを目指すものである。(日本統合医療学会より抜粋)
・チーム医療
異なる診療科の医師どうしのほか、看護師・療法士・栄養士・医療ソーシャルワーカーなどが一緒になって行う医療。 米国のメイヨークリニックは1800年代後半からチーム医療がスタート。 「何がもっとも患者のためになるか」をキーワードにターミナルケアでは牧師さんも参加してカンファレンスが行われている。
②学会参加及びサポート事業
医療系学会への参加とそのサポートを行うる。
③人材の育成
多職種チーム医療学生ネットワーク(TMSN)の支援。2010年4月よりスタート。将来のチーム医療のための医療人を育てため 学校、学年、専門の境界を取り払い、水平な関係の人脈の育成を図る。宇佐美 琢也代表のもと名市大、名大、愛知医科大學、日本赤十字豊田看護大学の23名 4大學がネットワークを組んで活動をスタートさせている。今後、愛知にある大学、専門学校と裾野を広げていく予定
④会報誌の発行と会員交流サロンの実施
年数回の会員交流サロンを設ける。
⑤だんだん基金の設置
お陰様だんだん基金とは、生きていくには何らかの役割分担をしていることを自覚し、 感謝の気持を基金として集め関係者とともに研究学会の活動資金に当てる仕組み。