設立趣旨
・城が核となって城下町ができ 寺が核となって寺町ができ上がったように 近未来の少子高齢化社会における「まちづくりの核」とは何になるべきかを十数年来 思考し続けてきました・生活者が安心して快適に暮らせるまちづくりの「核」とは 医療・介護・福祉・健康増進・メンタルヘルスケア施設等が有機的に繋がったさわやかで あたたかくて 心地よいものであるべきではないかという結論に達しました
理念
・どんなに健康な人でもいつか必ず病気になります 安心なまちとはまず何よりも 地域の生活者を第一に考えなければなりません健康を維持し 出来るだけ永く自立できるように 東洋医学や西洋医学は言うに及ばずあらゆる治療法(統合医療)を駆使しつつ 予防医学や健康維持のための運動や食事療法等の指導を多職種チームケア(医師はじめ医療従事者や福祉関係者が協力)によって『生活者の安心と健康を守る』 ために木目の細かい連係プレーを欠かすことはできせません
・地域に密着した「統合チーム医療」によるヘルスシステム(治療とともに医療・介護・福祉・健康増進等が最適にマッチングした施設群)のあるべき姿を 多方面からスペシャリストを動員するとともに生活者の視点からも考察し 21世紀型のまちづくりの核 = メディカル オアシス(MO)のあり方を研究し ケース・スタディとして その実現することを目的としています
・云うまでもなく ホスピタルの語源はラテン語のホスペス(客)から発していますそこから ホテルやホスピタルになったと理解していますそこで『患者』 ではなく 『客』 と考えれば患者もその家族も友人も・・・すべての生活者(地域住民のすべて)に目を向けることが出来ます『患者』 から 『客』 への見方革命は あらゆる処に波及していきます人と接する時 『一期一会』おもてなしの心が大切です
研究学会の原点をそこに置きたいと願っています
2004年9月22日設立総会・
ヴァイオリン奥田詠子
統合医療学会渥美理事長と
5周年記念例会・
特定医療法人フェニックス
長縄理事長の講演