私達TMSN(チーム医療学生ネットワーク)は3月11日の大震災をうけ、何かできることはないかと考えてきました。
仙台出身のTMSNメンバーを介し、わずかばかりの支援物資を送らせて頂きました。物資だけでなく、私たちらしいメンタルな面で応援できるグッズとして、今日本が一つになっているという心を伝えたく、このリストバンドを企画しました。
「OTAGAISAMA」
「DAN-DAN」
リストバンドには二つの文字が入っています。この二つの言葉に私達の東北への思いを込めました。
「おたがいさま」は困ったときは助け合う日本の素晴らしい文化です。
「だんだん」とは重ね重ねありがとうという京都からでた方言で、感謝を伝える表現です。
感謝の気持を自然な形で表現できる方法として、色で表すリストバンドです。身につけていれば、リストバンドが目に入った時、何も言わなくても心が通じることができ、お互いに一体感を感じることが出来れば幸いです。
一日も早い復興を願い、東北のたくさんの笑顔に希望を感じています。
メンタルケアの一環として、人生の中で一番多感な中学生に的を絞り、彼らの感性と視点で故郷が立ち直っていく様子を、記録し後世に伝えていく。
仙台学生ボランティア団体「Mets仙台」の情報を下に、ピンポイントで応える避難所から仮設住宅入居に当たって、生活必需品をおくる。
震災後の苦しさや悲しみを分かち合うため、同じ目線で語り合えるペンフレンドを見つけ、お互いに支え会う事の素晴らしさを学び、社会の一員としての自覚を身につける。
物質的支援に比べて、メンタルケア的な面が遅れているのは圧倒的にマンパワーが足りないのが原因の一つと考えられる。
そこで、人生の中で一番多感な中学生を対象に、悲惨な震災を経験した多くの子供たちのために、言葉のチカラを信じ、同世代の友だちによって悩みや悲しみ、喜びを共有し、お互いに支えあってともに成長することを願う。
生徒数、校風、ランク等のバランスが重要。
学区を選定するに当たってはこれらをマッチングさせることが成功の鍵と考えられる。